平成25年度補正予算の中小企業向け補助金

a0002_000169_m2月7日に平成25年度補正予算が審議可決されました。
その中から2月3月に始まる面白そうな補助金が出てきましたので、興味を引いたものをいくつかピックアップします。

やはり経産省や中小企業庁系の補助金に目がいきます。

1.中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業

事業の概要・目的

革新的なものづくり・サービスの提供にチャレンジする企業に対し、試作品開発や設備投資などを支援します。

条件

いくつか型があるようで、以下のいずれかの要件を満たすことが必要ですね

  1. 中小ものづくり高度化法に基づく特定ものづくり基盤技術を活用していること
  2. 革新的なサービスの提供等を行い「付加価値額」年率3%及び「経常利益」年率1%の向上を達成する計画であること
  3. 発注元事業所の閉鎖・縮小により10%以上売上減少が見込まれること
  4. 耐用年数超過設備の新陳代謝のために地域金融機関からの融資や事業計画策定支援を受けること

ぱっと見た感じは2番、3番が使いやすそうですね。

予算額

1,400億円

今回の経産省系の補助金の中で一番大きい数字です。
やはりものづくりへの期待や危機意識は相当高いようです。

補助金額・補助率

類型によって違いますが、上限が700万円、1,000万円、1,500万円とあり、補助率は一律2/3のようです。

募集期間

2月中には開始予定

 

2.地域商店街活性化事業

事業の概要・目的

syouten消費税引き上げに対応して、商店街における需要喚起を図るとともに恒常的な集客力を高めるために体質強化を図る必要があります。

そのために商店街組織が行うイベント事業などを支援します。

更に複数の商店街が共同で事業を実施する場合には補助上限を引き上げます。

条件

以下のような事業を支援します

  1. 季節感や地域性を活かしたイベントや商店街のセール
  2. 商店街マップの作成
  3. 売上喚起のため地元産品を活用した抽選会
  4. 商店街の人材育成のための研修
  5. 空店舗利用のためのマッチング事業

1番2番は需要が多いのではないでしょうか

予算額

53億円

補助金額・補助率

上記のように複数の商店街が共同で実施する場合は上限が引き上がります。
定額補助 上限が400万円、800万円、1,200万円とあり、補助率はなんと10/10!

募集期間

3月下旬開始予定

 

3.物産展系

事業の概要・目的

物産展を開催したり、百貨店と連携して展示販売会を実施する民間企業等に対し、必要な経費を補助します。

条件

詳細はまだ不明です。

予算額

地域力活用市場獲得等支援事業121億円の中から捻出するようですが詳細は不明です

詳細が分かり次第ご案内致します。

補助金額・補助率

いくつか種類がありますが、補助率はすべて10/10!
上手くはまれば面白いですね。

上限は中規模物産展2,500万円、百貨店連携型3,000万円、地域振興等機関主催型3,000万円です

募集期間

3月中には開始予定

 

4.パッケージ型海外展開支援事業

事業の概要・目的

海外市場獲得を目指す小規模事業者に対し専門家による海外向け販路の構築を支援するとともに、それに伴うホームページの外国語化、代金決済システム構築に係る経費を補助します。

条件

以下のいずれかの要件を満たすことです

  1. Webを活用した海外取引(BtoB)を本格的に導入する意欲があること
  2. Web海外取引の導入について専門家の支援を必要としていること
  3. 海外販路開拓によって業績拡大や他企業のモデル事業となれるような効果が見込まれること
  4. 海外展開に向けた具体的な計画があること

BtoBというのが少し引っかかります。国内のBから海外のBへの商売に対する支援ですね。

予算額

小規模事業者販路開拓・支援基盤整備事業12.5億円から捻出予定

補助金額・補助率

補助上限100万円、補助率は2/3

募集期間

2月3日から3月31日

 

ITを活用した販路開拓促進支援事業

事業の概要・目的

ITを活用した販路開拓等を行おうとする小規模事業者に対して助言や指導を行う経営指導員向けの研修」及び「中小企業・小規模事業者に対するホームページ作成から各種eコマースサイトの利用に係る研修」の実施を民間企業等に委託します。

条件

詳細はまだ決まって内容です

予算額

小規模事業者販路開拓・支援基盤整備事業12.5億円から捻出予定

補助金額・補助率

委託型の事業です

募集期間

3月中には開始予定

 

5.創業者向け補助金

事業の概要・目的

新たに需要を創造する新商品・サービスを提供する創業に対して、店舗借入費や設備費等の創業に要する費用の一部を補助します。

昨年度にあった創業補助金と同じ商品かもしれません。

条件

詳細は不明ですが、昨年度と同じ商品であれば内容は把握しています。

予算額

44億円

200億円あった昨年度に比べると規模が小さくなっています。
どうやら中小企業庁の補助の仕方が、直接現金をばらまくことから間接的な補助にシフトしているようです。

補助金額・補助率

補助上限が200万円、補助率は一律2/3のようです。昨年と一緒ですね。

募集期間

3月中には開始予定

 

全体を鳥瞰してみると

今回の助成金やその他の中小企業支援の事業を全体を見ると、直接の補助金よりも融資制度の充実や、支援する人への支援が増えているようです。認定支援機関と商工会、商工会議所をもっと活用したいと考えているようですね。

そしてものづくりと商店街には相変わらずこだわっています。

今後も上記補助金で未定分については情報が出次第ご案内させていただきます。